【グウェント ウィッチャーカードゲーム】評価とレビュー
良かった点
- 無料で大人気のカードゲームがプレイできる
- 丁寧なチュートリアル
- カッコいいイラストのカード
スピンオフ作品がたくさん登場している大人気のカードゲーム【グウェント】がスマホ版に!しかも無料で遊べるのです。
ルールも一新され、とても遊びやすくなりました。カードゲームが苦手という人でも、簡単にルールを理解できるでしょう。
ゲームの最初から5つのデッキを選んで遊べるなど、使えるカードの種類もとても多いのです。
悪かった点
- カードの種類が多く、なかなか効果を覚えられない
このカードゲームは「マナ」や「コスト」というような概念はなく、ルールは比較的分かりやすいのですが、カードの種類が多くて、それぞれの効果を覚えるのは大変です。
カードの組合わせにより効果は強大になったりと、そうとう戦略性の高いカードゲームなので、序盤は多少苦労しそうです。
私は『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』というスピンオフ作品で、【グヴェント】を20~30時間くらい遊んでいますが、それでも知らない戦術がまだ山ほどあります。
めちゃめちゃ奥が深い!!
【グウェント】って?ゲームの特徴は
『ウィッチャー3』のミニゲームがスマホ版に
【グウェント】は、もともと『ウィッチャー3』のゲーム内で遊べるミニゲームの1つ。
『ウィッチャー3』のカードゲームのあまりの面白さに、ゲームルールをブラッシュアップして【グヴェント ウィッチャーカードゲーム】が新たに作られたのです。
Android版は2020年3月24日に配信予定です。
既に配信済みのPC版・iOS版とのクロスプレイが可能となります。
また、PC版、switch版、PS4版では『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』が【グヴェント】のシングルプレイ用のゲームとして配信されています。
こちらのゲームでは、ウィッチャーの世界にある”北方諸国各地”をストーリー形式で冒険できます。
より深くウィッチャーの世界を知りたい方は『奪われし玉座:ウィッチャーテイルズ』も遊んでみてください。
ゲームルールは
【グウェント】は、プレイヤー2人で戦い合う「ターン制のカードゲーム」です。
1ターンに出せるカードは1枚のみ。お互い1枚のカードを出し合って、戦力(カードの点数)のより多い方が1ラウンドを先取します。
3ラウンドのうち、2ラウンド先取した方が勝ちとなります。
カードを出す場所は「前衛」と「後衛」の2か所。
カードによっては配置する場所で発動する効果が異なるものも多いため、できるだけカードの特徴を理解しておきましょう。
その場の状況を見極めて、最大限にカードの効果を生かせる場所に配置することが重要です。
また、「リーダー」というアビリティを使用すれば、有利にバトルを進められます。
画面の左にいる自陣のキャラクラーを選んで効果を発動。天候の操作や相手のカード破壊など、場に色々な効果をもたらしてくれます。
デッキごとに「リーダー」は変更できます。
デッキの特徴は
【グウェント】では、「デッキ」ごとにプレイスタイルが違います。自分の使用するデッキの特徴を、きちんと理解しておきましょう。
簡単にまとめると、初期デッキの特徴は以下のようになります。
- 《北方諸国》味方ユニットのブースト、相手ユニットへのダメージ
- 《スケリッジ》ダメージを受けると有利
- 《ニルフガード》相手ユニットへの妨害、ドローソース
- 《スコイア=テル》味方ユニットとの連携・経戦
- 《モンスター》ユニット作成、捕食によるユニット強化
《北方諸国》が初心者の方におすすめのデッキです。
《北方諸国》はシンプルで分かりやすいカード効果が多く、攻守のバランスにも優れているスタンダードなデッキになっています。初心者の方でも、安定して戦えるでしょう。
ある程度ルールを理解してから《ニルフガード》や《モンスター》などの、動きが特殊であるデッキを使ってみるといいと思います。
勝つためには
重要なのはカードの組合わせ
【グウェント】では、自分のユニットで相手のユニットを攻撃できません。なので、基本的にはカード効果を利用することで相手のユニットを除去するという戦い方になります。
例えると、ブーストを得る度に敵軍ユニット1体に対してダメージ1を与える「トライダムの歩兵」の横に、ターンが終わる時に右隣りのユニットに対してブースト1を与える「テメリア軍の鼓手」を配置すれば、自陣には1ポイントがプラスされ敵陣は1ポイントがマイナスに。合計2ポイント分ずつのターン戦力差を広げていくという戦術を取れます。
このように、とても重要になるのはカード効果を組合わせた戦術ということに。
戦術は、紹介した例以外にも限りなくあるので、どんどん試していってみてください。
手札の枚数差には注意
【グウェント】は、ターン経過にてカードをドローにするとはできません。ドローできるタイミングとしては、カード効果を使用した時あるいはラウンド終了時のみになります。
【グウェント】は、残りの手札が多ければ多いほど有利となるゲームです。手元に残っている手札の枚数には、絶えず気を付けていましょう。
相手が強力なカードを使用した場合は、わざと「パス」を選んでラウンドを譲るのも一つの方法です。
プレイしてみた感想のまとめ
シンプル!だけど奥深い!!
【グヴェント】の面白さは、戦い方はカードの組合わせ次第というところです。
戦略性の高い「カードゲーム」を探している人には、オススメです!
タイトル | グヴェント |
ジャンル | 対戦カードゲーム・シミレーションゲーム |
価格 | 基本プレイ無料 |
対応OS | iOSアプリ Androidアプリ |
パブリッシャー | CD PROJEKT S.A. |
執筆日 | 2019年11月2日 |